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戦わなければ生き残れない2019【KMC 2 Advent Calendar 2019 13日目】

この記事は【KMC 2 Advent Calendar 2019】の13日目の記事です。

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戦わなければ生き残れない

このフレーズを皆さんどこかで耳にしたことがあると思う。

毎年アドベントカレンダーの季節になると「アドベント」といえば「仮面ライダー龍騎」だよなぁと私は思うわけだ。「戦わなければ生き残れない」というのは「仮面ライダー龍騎」の次回予告のナレーションで毎回流れる文言であり、キャッチコピーだ。

仮面ライダー龍騎」は2002年の作品なのだが、2019年には「仮面ライダージオウ龍騎編や、同作のスピンオフ作品である「RIDER TIME 龍騎」が放送・配信され、2019年は17年の時を経て再び「仮面ライダー龍騎」の年であった、と言えるような年であった。この期に視聴者にとってはおなじみのこのフレーズを記事のタイトルとして、「仮面ライダー龍騎」を紹介する記事を書こうと思う。

 

この記事は「仮面ライダー龍騎」とその関連作品のネタバレを随所に含むので一応注意してほしい。

仮面ライダー龍騎


仮面ライダー龍騎 第01話[公式] 平成仮面ライダー20作品記念


仮面ライダー龍騎 第02話[公式] 平成仮面ライダー20作品記念

 

1話と2話無料で観れるのでとりあえず観てください。

 

クウガ、アギトに続いて平成仮面ライダー3作目となった本作品は、望みを叶えるために戦う仮面ライダーたちの人間関係の描写を重視したストーリーになっている。いわゆる9.11後に制作された作品であり、テレビ局側は善悪の区別がはっきりしたヒーローもので子どもたちに本当の正義を教えようというコンセプトを要求したが、白倉伸一郎プロデューサーはあえて「それぞれの立場の正義」をぶつけあうライダーバトルという答えを返した。

本作は小林靖子が脚本のメインライターを担当。平成仮面ライダー1期を支えた井上敏樹をサブライターとして執筆を行った。

あらすじ

街で人々が次々に失踪する事件が起きていた。この事件を取材していたネットニュース「OREジャーナル」の見習い記者「城戸真司」は失踪者の部屋を調べていると謎のカードデッキを手にする。これをきっかけに鏡の中世界「ミラーワールド」に吸い込まれた真司は「秋山蓮/仮面ライダーナイト」と「神崎優衣」に出会う。

ミラーワールドから人々を襲っているミラーモンスター、ミラーモンスターと戦う仮面ライダーの存在を知った真司は、「仮面ライダー龍騎」に変身してミラーモンスターを倒し、人々をミラーモンスターから守る決意をする。だが、それと同時にライダー同士の「ライダーバトル」に巻き込まれることとなる。

ある者は恋人の命を救うため、ある者は自らの不治の病を癒やすため、ある者はただ戦いを求めて、そしてある者は戦いを止めるため仮面ライダーとなって最後の一人になるまで戦い続ける。

戦わなければ生き残れない

13人の仮面ライダー

前作「仮面ライダーアギト」で複数人の仮面ライダーが登場し、それぞれの軸でストーリーが展開するという試みがなされたのですが、本作ではそれを更に強化しています。企画段階では50人のライダーを登場させるという案があったそうだが、「そんなことしたら(ライダーのスーツの)造形費が足りませんよ!」ということで13人という数に落ち着いたそうだ。この13人という人数は作品内における「ライダーバトル」のルールであり、テレビ本編だけでは13人のライダーは登場しない。

悪の仮面ライダー

本作に登場する仮面ライダーは必ずしも正義の味方ではなく、それぞれの願いを叶えるためにライダーバトルの最後の一人になることを目的としている。ライダーの力を使って犯罪を行う者もおり、中でもライダーの力を得て脱獄した殺人犯である浅倉威/仮面ライダー王蛇に関しては放送当時苦情が殺到したらしい。ちなみに王蛇はライダーバトルの運営である神崎士郎が、なかなか盛り上がらないライダーバトルを加速させるためのテコ入れ要因として投入したライダーである。

ミラーワールド

ライダーバトルの戦場は鏡の中世界であるミラーワールド。その中では現実世界の鏡写しの世界が広がっており、そこに生息するミラーモンスターが鏡を通して現実世界の人間を襲う。ライダーは鏡に向かってカードデッキをかまえて変身し、専用のバイクでミラーワールドへと移動する。

アドベントカード

本作に登場するライダーはアドベントカードと呼ばれるカードを使って戦う。カードデッキを鏡にかざし、出現したベルトに装着することで変身をする。カードデッキには「契約」のカードがあり、このカードを使って各ライダーはミラーモンスターとの契約を行う。契約を行うとカードデッキの内容がモンスターの特性や能力を反映したものになり、中でも使用すると「アドベント」という音声が流れるカードがあり、これを使うと契約したモンスターを呼び出して戦闘に参加させることができる。また、「ファイナルベント」と呼ばれる各ライダーがもつ必殺技のようなカードの使用時にも契約モンスターが呼び出される。

トレーディングカードの要素を取り込んだアドベントカードは玩具として広く展開され、変身ベルトなどの商品に付属するのはもちろん、出版物やソーセージのおまけ、100円のガチャガチャカードダスなどでも展開され、その美麗なグラフィックも相まって玩具展開は大成功した。

一方で平成ライダーシリーズの玩具の多アイテム化がこれ以後定着し、「多々買わなければ生き残れない」こととなった

驚いたな、まだモンスターと契約していないのか

契約していないと煽られる。

 

オープニングテーマ

オープニングテーマ曲の「Alive A Life」は「ポケットモンスター」のサトシ役の声優を担当していることなどで知られる松本梨香が歌っている。オープニング映像で顔を隠したカードを持つ人々が映っているが、これは誰しもが仮面ライダーになる可能性があるということの描写だそうだ。また、パイロット監督の田崎竜太によると、オープニング映像のコンテを切っている段階では曲がまだできておらず、B'zのとある曲をベースに作ったらしい。「Alive A Life」の曲のテンポや展開もそれに合わせるよう要望を出したそうだ。オープニング映像ラストの渋谷のスクランブルスクエアをバックに龍騎が歩いてくるシーンは、渋谷の風景に誰一人映っていないので合成かと思われていたが早朝の撮影で実現したものらしい。

仮面ライダー龍騎オープニングテーマ Alive A life

仮面ライダー龍騎オープニングテーマ Alive A life

  • 発売日: 2019/04/24
  • メディア: MP3 ダウンロード
 
ツンデレ2号ライダー

今作の2号ライダー秋山蓮は恋人を救うために仮面ライダーナイトに変身する。頑固で冷たい性格で真司とは対立が多かったが、徐々に強い友情で結ばれるツンデレ2号ライダーである。登場当初は主人公と対立するが徐々にツンデレを発揮していくという2号ライダーのキャラクター性は後の多くの平成ライダーシリーズでも受け継がれることとなった。まぁ次作の2号ライダーは死んでもデレないんだけど。

最終回前に死ぬ主人公

最終回前に主人公が死ぬ。結構生々しく流血描写して死ぬ。

劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL

テレビ本編が中盤に差し掛かる7月に公開された劇場版。キャッチコピーは想像を超える壮大な戦闘〈バトル〉。」、「龍騎、衝撃の結末。最終回、先行映画化。」脚本は本編サブライターの井上敏樹。テレビ本編が中盤であるにもかかわらず最終回を劇場先行公開するという触れ込みで話題になった。ライダーバトルに参加する13人のライダーはテレビ本編には全員が登場していないが、本劇場版にはテレビ本編に登場しない2人のライダーが登場する。1人は仮面ライダーシリーズ初の女性ライダー「仮面ライダーファム」もうひとりは龍騎に瓜二つの漆黒のライダー「仮面ライダーリュウガ」

結果的にはテレビ本編終盤に相当する時間軸のストーリーとして収まることとなった。

 

仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL

仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL

  • 発売日: 2014/04/23
  • メディア: Prime Video
 

仮面ライダー龍騎 13RIDERS

特番としていつもの日曜朝ではなく夜7時というゴールデンタイムに放送されたTVスペシャル。テレビ本編には登場しない劇場版ライダー「ファム」「リュウガ」、当時テレビ本編には未登場の「タイガ」「インペラー」、そしてこのTVスペシャルで初登場の「ベルデ」を含め、タイトルどおり13人の仮面ライダーが揃い踏みする初の作品となった。

2つの結末

本作は結末が「戦い続ける」「戦いを止める」の2つの結末が用意され、放送中にテレビとインターネットを使った投票でどちらの結末を放送するか決めるという画期的な試みで話題を呼んだ。実際の放送では「戦い続ける」結末が選ばれて放送された。

後に発売されたDVDには「戦いを止める」結末も収録されているが意外と後味が悪い結末になっている。

龍騎の世界

 2009年に平成ライダーシリーズ10周年・平成ライダーシリーズ10作品記念作品として「仮面ライダーディケイド」が放送された。世界の破壊者ディケイドが平成ライダーの9つの世界を旅して世界の崩壊を防ぐというストーリーだ。この9つの世界はリ・イマジネーションと呼ばれるいわゆるパラレルワールドであり、6話と7話は「龍騎の世界」が舞台となるストーリーであった。

第6話「バトル裁判・龍騎ワールド」

第6話「バトル裁判・龍騎ワールド」

  • 発売日: 2015/08/27
  • メディア: Prime Video
 
裁判としてのライダーバトル

龍騎の世界」におけるライダーバトルは刑事裁判に組み込まれたシステムである。弁護士、検事、事件関係者がライダーとなってライダーバトルを戦い、その勝者の主張が判決となる。(中世か?)

ちなみに弁護士のライダーは原典に「北岡秀一/仮面ライダーゾルダ」がいる。さらにちなむと北岡を演じた「小田井涼平」(当時の芸名は「涼平」)は「純烈」のメンバーとして今年の紅白歌合戦に出演する。

過去と未来の鎌田が一つに!

仮面ライダー龍騎本編には登場しない「龍騎の世界」オリジナルライダーの「仮面ライダーアビス」が登場する。アビスに変身する鎌田は過去の鎌田と一つになる等様々な珍活躍でファンを盛り上げた。

ジオウ龍騎

2018-2019年に放送された「仮面ライダージオウ」は平成仮面ライダーシリーズ20作品記念作品として、また平成という元号の終わりに伴い平成仮面ライダーシリーズ最終作として制作された。

主人公の「常盤ソウゴ/仮面ライダージオウ」がライダーの力を秘めた「ライドウォッチ」を集めて各ライダーの力を継承し、平成ライダー全ての力を集めて最高最善の魔王を目指すというストーリーである。このライドウォッチは各ライダーの変身者やその関係者から手渡されることが多く、その際に各作品の放送当時の役者(レジェンドキャストと呼ばれる)が多数登場することが話題となった。

タイムジャッカーと呼ばれる勢力がジオウが魔王になることを妨害すべく、新たな王の擁立すべくアナザーライダーと呼ばれる怪人を生み出す。アナザーライダーを倒すためにはそれに対応するオリジナルのライダーの力を以てせねばならず、その力を秘めるライドウォッチを手に入れるために、各ライダー編でレジェンドとの出会いにつながるというわけである。

しかしこの龍騎編で生み出されたアナザーライダーはタイムジャッカー・ウールの粘り強いリセマラによって生み出された「アナザーリュウガ」であり、すでに閉ざされた「ミラーワールド」の中のライダーである仮面ライダーリュウガのライドウォッチは入手不可能であることから、撃破不可能と思われた。

だが、これをきっかけにジオウは全てのアナザーライダーを倒すことができる「仮面ライダージオウII」へとパワーアップし、魔王への道を大きく進んだことで、龍騎編はジオウのストーリー上でも一つの転機となるストーリーとなった。

レジェンドキャスト

ジオウ龍騎編にはレジェンドキャストとして、仮面ライダー龍騎主人公の「城戸真司」役の「須賀貴匡」と真司が務めていたOREジャーナルの編集長だった「大久保大介」役の「津田寛治」が出演した。16年の時を経ても当時と変わらない雰囲気の二人の演技ややりとりがファンを湧かせた。

秋山蓮ポイントを貯めるゲイツ

ジオウに登場する2号ライダーの「明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ」はジオウの製作発表の時点から龍騎の2号ライダーである「秋山蓮」と顔が似ているとファンの間で話題になっていた。本編開始以降も蓮同様ツンデレなキャラクターや、いがみ合いながら主人公とヒロインと一つ屋根の下で暮らすという共通点がファンによって見出され、そのたびに「またゲイツくん秋山蓮ポイント貯めてるよ」などと言われることになった。貯めた秋山蓮ポイントは後述する「RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」である形で昇華されるのだが、その後もゲイツは秋山蓮ポイントを最終回に至るまで貯め続けることとなった。

RIDER TIME 仮面ライダー龍騎


【試聴版】RIDER TIME 仮面ライダー龍騎

仮面ライダージオウ」のスピンオフ作品として仮面ライダー龍騎を主人公とする作品。2019年3月31日から3週連続でビデオパスにて配信された。

脚本は「仮面ライダー龍騎」でサブライターを努めた井上敏樹。敏樹は「地上波ではできないぐらいディープな世界」と述べている。

あらすじ

16年前の時を経て閉じたはずのミラーワールドに、謎の女性・サラによって集められた記憶を失った男たち。元の世界に帰るために与えられた7日間で最後の一人になるまで戦うことを強いられた男たちは熾烈なバトルロワイヤルに身を投じていく。策謀や裏切りが連鎖する中、城戸真司は記憶の中に朧げに残る男の正体を知るためにライダーバトルに挑むのだった。

再び集まった13人のライダー

全3話という短い尺の中で13人のライダーが全員登場しており、そのうち8人が「仮面ライダー龍騎」のオリジナルキャストである。仮面ライダー王蛇に関してはスーツアクターもオリジナルの岡元次郎が担当している。(ビール腹が目立つ)ただ、仮面ライダーファムは登場せず、代わりにちゃっかり仮面ライダーアビスが登場している。また、変身前のライダーが集められているシーンに「ミスター平成仮面ライダー」と呼ばれるスーツアクター高岩成二」が出演しているが、プロデューサーの白倉伸一郎は高岩氏が誰に変身しているのか質問された際

スリード予告


仮面ライダージオウ スピンオフ PART2『RIDER TIME 龍騎』特報

第一弾の特報ではスピンオフのPART1が「仮面ライダーシノビ」であり、PART2の部分に映っている?マークから、PART2は(シノビと同じくミライダーとしてジオウに登場した)「仮面ライダークイズ」だろうと予想したファンが多かったが、実際はよく見ると「?マークが鏡写しである」というのがヒントでミスリードに気づけるという仕掛けで多くのファンを驚かせた。(誰が気づくねん)

Alive A Life

本作のサブタイトルは「Advent Again」「Another Alternative」と続いたためファンの間で最終回のサブタイトルは龍騎本編の主題歌タイトルである「Alive A Life」だろうと予想され、そのとおりになった。展開面でも龍騎本編、劇場版、TVスペシャルを踏襲したファンサービス的な側面も多く、ファンを盛り上げた。

また、本作の主題歌は龍騎本編と同じく松本梨香が歌う「Go! Now! ~Alive A life neo~」である。曲調や歌詞が「Alive A Life」を意識したものになっており、「RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」内では流れないが曲の後半に「Alive A Life」のイントロが流れるシーンがある。

衝撃のベッドシーンとはなにジオ~~~

 脚本を担当した井上敏樹はニチアサではセックスシーンを描けないので代わりに食事のシーンで表現をしていると語ったことがある。

仮面ライダージオウ スピンオフ RIDER TIME 仮面ライダー龍騎 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: Blu-ray
 

オルタナティブ龍騎

 2019年には様々なオルタナティブ龍騎が展開されたが、その中のいくつかを紹介する。

KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT

「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」は2009年にアメリカで放送された「仮面ライダー龍騎」のリメイク作品である。後に日本でも声の吹替がなされて放送されている。「RIDER TIME 仮面ライダー龍騎」のヒットを受けて「東映特撮YouTube Official」チャンネルで4/23から毎週2話ずつ配信された。吹替を担当した声優は平成仮面ライダーシリーズのゆかりの役者が多く、中でも「レン/仮面ライダーウィングナイト」は龍騎本編で「秋山蓮/仮面ライダーナイト」を演じた松田悟志である。松田氏は当時を振り返って

 実際にレンが生身でモンスターと戦って撃退するシーンが存在する。

 

主題歌の癖が強くTwitterなどではよく

「クァーメンライダーwwwwwドラゴンナイッwwwwwwトゥギャーザーウィーキャーンwwwwwファイトゥファイwwwww」

と表現される。

また、龍騎から設定が変更されている部分が多く、明確な敵として「ゼイビアックス」というキャラクターが存在する。またライダーシステムはゼイビアックスに対抗するために「アドベントマスター」と呼ばれる人物が開発したものであり、アドベントマスターである「マスター・ユーブロン」の吹替は龍騎本編でベルト音声を担当した「小山剛志」が担当している。

  • ミラーワールドに相当する世界が「ベンタラ」と呼ばれており、仮面ライっだーはベンタラの騎士である
  • 変身時に変身ポーズがなく、変身時には「KAMEN RIDER!」という掛け声を言う。また、変身時にベルトにはめたカードデッキが高速で回転する
  • 戦いに敗れたライダーは「ベント」されて「アドベント空間」に送られる

などの独特のシュールな演出や言い回しなどが特徴である。

戦闘シーンは「仮面ライダー龍騎」本編からの流用されたものが序盤を中心に多く使われ、アメリカから突然さいたまスーパーアリーナに移動するなどの現象が発生する。

堕ちた英雄

堕ちた英雄

  • 発売日: 2016/04/01
  • メディア: Prime Video
 
ジョン・ウィック:パラベラム

 アメリカのアクション映画「ジョン・ウィック」シリーズ第3作。日本では10月4日に公開された。

引退した伝説の殺し屋ジョン・ウィックが、たまたま自宅に強盗に入ったかつての雇い主の息子に、愛犬を殺され車を盗まれたことをきっかけに復讐のために殺し屋の世界に戻っていく。そのさなか殺し屋の世界でのタブーを犯したジョン・ウィックは数多の殺し屋から命を狙われる身となり、「戦わなければ生き残れない」状況に陥るのだった。

ジョン・ウィックシリーズは殺し屋映画のステレオタイプな部分は踏襲しつつも、殺し屋業界の人脈の描写の斬新さ、最先端の兵器事情を踏まえたハイクォリティなアクションなどが魅力の作品である。

3作目となるパラベラムでは、「にんじゃりばんばん」が流れる寿司屋で上司にフグ毒を食わせるマスター・ユーブロン(役のマーク・ダカスコス)がジョン・ウィックと敵対する殺し屋として登場し、KAMEN RIDER DRAGON KNIGHTでも見せた凄まじい体術で迫力のアクションを魅せる。

令和ザ・ファースト・ジェネレーション


『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』予告映像

12/21に公開される平成最後の仮面ライダー仮面ライダージオウ」と令和初の仮面ライダー仮面ライダーゼロワン」が共演する冬映画「令和・ザ・ファースト・ジェネレーション」には、ゼロワンの主人公「飛電或人」の父親「飛電其雄」が変身する「仮面ライダー1型」が登場する。スーツアクターは高岩氏が演じているそうだ。

予告では其雄の「戦わなければ人類は滅亡する」と述べており、これはつまり「戦わなければ生き残れない」ということであり、令ジェネも実質龍騎となることを示唆している。知らんけど。

最後に

仮面ライダー龍騎は全話Amazon Prime Videoで観れるので是非観てみてください。

第4話

第4話

  • 発売日: 2015/05/01
  • メディア: Prime Video